
AT-P工法
AT-P工法とは
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補強筋埋設方式橋脚補強工法
補強主筋埋設方式橋脚補強・AT-P工法は、既設のコンクリート表面に溝切りを施し、補強鉄筋を埋設することによって、巻立て増厚を大幅に低減した工法で、河積阻害や建築限界など構造上の制約がある場合に有用です。
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補強筋埋設方式耐震補強工法
補強筋埋設方式耐震補強工法・AT-P工法は、RC巻立て工法や従来のポリマーセメントモルタル巻立て工法に比べて、補強部巻立て厚を抑えた(最小30mm) 耐震補強工法です。
AT-P工法の特徴
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巻立て増厚の抑制
巻立て増厚がRC巻立て工法の約1/8、従来のPCM巻立て工法の約1/2以下に抑えられます。
巻立て増厚が従来のポリマーセメントモルタル巻立て工法の約1/2以下に抑えられます。
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阻害率の大幅軽減
河川中の橋脚補強における河積阻害率がほとんど増加しません。
河川構造令で規定されている流下断面阻害を大幅に軽減できます。
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断面増加なく強化
既設コンクリート内に直接補強鉄筋を埋設することにより、コンクリート断面を増加させることなく、確実に耐久力向上を図ることができます。
既設コンクリート内に直接補強鉄筋を埋設することで、補強断面を増加することなく構造物の曲げ破壊を抑制します。
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コストの縮減
材料単価の高いポリマーセメントモルタルの使用が減ることで、大幅にコストを縮減できます。
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基礎構造・地盤への負担軽減
補強による重量増加を大幅に抑えることにより、基礎構造及び地盤への負担を軽減できます。
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「戸当たり」にも対応可能
水門・樋門など河川構造物特有の「戸当たり」を有する壁構造を考慮した部分巻立てが可能です。
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かぶりコンクリートにも対応
既設かぶりコンクリートの断面内での補強も可能です。