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Our Technology 工法紹介

高輝度蓄光製品

高輝度蓄光製品とは

近年、大規模な自然災害の発生が予測される中、災害発生時・夜間・停電時でも、被害を少なくする「減災対策」として無電力で発光する「蓄光技術」の活用が注目されております。

蓄光顔料は太陽光や人工照明の光をエネルギーとして蓄積し、暗闇で自発光する素材で、様々な製品に加工され特に防災対策・安全対策等で広く活用されております。

蓄光とは?

  1. (1)太陽や蛍光灯のエネルギーを吸収

    蓄光顔料が光を受けると、光の内「紫外線領域」の波長エネルギーを受け「励起状態」となります。

  2. (2)吸収した光エネルギーを光として放出

    不安定な状態となった蓄光顔料は、 「基底状態(物質的に安定な状態)」に戻ろうとします。

  3. (3)エネルギーを吸収前の基底状態へ(安定状態)

    励起状態から電子がより低い軌道に遷移するときに、発光現象が起こります。

蓄光はこの「吸収」と「放出」を繰り返します。

蓄光のイメージ

ハイブリット標識

高輝度蓄光性能+反射性能のハイブリット標識で昼夜問わず視認性を確保します。

従来の量水標は、街灯などの灯りの無い壁や橋脚に設置していることが一般的です。
日没後の量水標の確認は、WEBカメラを用いても鮮明に映ることはなく確認しづらい状況もあり、量水標の近くまで行かなければ視認することが困難な状況です。更には大雨で河川が増水しているので危険が伴います。
ハイブリット標識は暗闇対策として蓄光アルミ板を使用し、目盛りには反射材を使用しております。
暗闇下では蓄光性能のみでも視認できますが、目盛りに反射材を活用することで、懐中電灯の光や車 のライトがあたった際に、強い反射光でより高い視認性が得られます。

通常時/暗闇時/反射時

メンテナンスフリーな製品作り

ハイブリット標識の表面には、付着した汚れを雨により自然に洗い流すセルフクリーニングフィルムを使用しております。よっていかなる状況においても確認できる状態を保持することが可能です。また、メンテナンスが必要無いため、ランニングコストもかかりません。

メンテナンスフリーな製品作り

ハイブリット標識で作る量水標と水位計の特徴

  1. 昼夜問わず視認が可能

    従来の量水標は日中の明るい場所では確認できましたが、日没後の暗闇では全く見えませんでした。 ハイブリット標識では、量水標の基材に蓄光アルミ板を用いることで夜間での視認を可能としました。

  2. 最高位ランク輝度性能

    蓄光の輝度性能は、Ⅰ類製品で12時間後のりん光輝度8mcd/㎡を実現しております(JISZ9097における輝度性能を満たしています)。

  3. 長期耐候性能

    ハイブリット標識は10年以上の長期耐候性があり、屋外での使用に最適な耐候性・耐水性・輝度のより優れた蓄光アルミ板を開発しました。 設置箇所を選ばずに高輝度の蓄光の活用が可能になりました。

  4. 小ロット対応可能

    基材となる蓄光アルミ板から製造しているため、小ロット対応が可能です。
    また量水標は設置場所によって必要な長さが異なります。 弊社では個々に合わせてレイアウトの作成から製品製造まで通して対応が可能です。

ヒカルート

ゼロエネルギーで12時間発光!メンテナンスフリーの事故防止対策表示版

夜間や災害による突然の停電。真っ暗になるといつもの見慣れた風景にあるわずかな段差や階段、柵やガードレールのない水路や防潮堤など様々な場所が危険な場所に変わります。
ヒカルートは屋内外に使用可能で、蓄光部分は暗闇で12時間発光(※1)し、屋外利用でもメンテナンスフリーで約10年の耐候性を実現!JIS規格の推奨値を大幅に上回る高品質の高輝度蓄光材と再帰性反射材の2つの機能で暗がりの視認性を高めたハイブリットタイプの製品です。
防潮堤や用水路など転落事故が多発する場所の事故防止に、災害時の避難ルート表示や段差のつまずき事故防止など危険な箇所を回避して安全な場所へと連続的な表示が可能。 電力を使わないので設置場所も選ばずあらゆる場所に簡単に取付可能(※2)です。

(※1)発光輝度は紫外線量や周囲の明るさ等の使用環境により異なります。
(※2)屋外用は貼付面の一部施工が必要です。

ヒカルート

ヒカルートの特徴

  1. コンクリート面にも直貼り可能

    防潮堤・港湾施設など夜間の転落事故防止に

  2. 連続的な貼付けで境界を発光表示

    用水路・柵やガードレールのない場所の転落事故防止に

  3. 暗闇時の発光で光のルートを表示

    階段・停電時や夜間の踏み外し事故防止に

  4. 高視認性で段差の危険を回避

    段差や停電時・夜間のつまずき事故防止に

蓄光避難誘導標識

蓄光塗料の吹き付け塗装によるコーティング技術を確立することで、屋外での使用に最適な耐候性・耐水性・輝度のより優れた蓄光アルミ板を使用

蓄光避難誘導標識の特徴

日常生活で、絶えず人目につく電柱・電信柱に掲示する「蓄光避難誘導標識」は継続的な防災啓発を促し、夜間停電時の避難場所への誘導を可能とします。

  1. 連続的な避難誘導が可能

  2. 誘導表示の認知度の向上

  3. 歩行者に向けた視認性の向上

  4. 夜間や停電時避難補助向上

こんなところで活用されています

  • 量水標

    量水標

    高輝度蓄光塗料と蓄光アルミ板を使用し、夜間やWEBカメラ越しでも視認可能。

  • 防波堤など港湾施設の転落防止

    防波堤など港湾施設の転落防止

  • 用水路の転落防止

    用水路の転落防止

  • 避難階段の誘導・つまずき防止

    避難階段の誘導・つまずき防止

  • 段差や縁石ブロックのつまずき防止

    段差や縁石ブロックのつまずき防止

  • 階段手すり・ステップの暗闇対策

    階段手すり・ステップの暗闇対策

  • 災害時避難場所の誘導表示

    災害時避難場所の誘導表示

  • 津波避難場所の誘導表示

    津波避難場所の誘導表示

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