ソルティ-ガードシステム(SSG工法、超遮塩性塩害対策塗装)
ソルティ-ガードシステムとは
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異方性金属顔料を複数配合により、遮断効果に優れ、腐食因子を完全遮断します。
また絶縁性金属顔料を使用しているため、腐食の侵入を防ぎます。このW効果により、超長期に渡り鋼材を腐食から守ります。 -
環境遮断性の評価
一般品と比べ水蒸気透過度が3倍、酸素透過係数が1.6倍向上し、腐食因子を遮断します。
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構造物の長寿命化に貢献
ソルティ-ガードシステムの特徴
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金属バリヤー効果
腐食要因の侵入があっても、金属バリヤー効果によって鋼材まで到達しません。
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-5℃でも塗装可能
ソルティガード下塗は低温硬化性に優れ、ロングインターバルのため、塗装条件の制約を大幅に緩和します。 ソルティガードはストレスリラクゼーション効果により超長期に渡って付着力を維持します。
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超長期付着安定性
塗膜性能が高くても、鋼材と密着していなければ、期待する効果は得られません。
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汚染除去性に優れる
防汚性に優れる上塗塗膜は付着した汚れ物質や腐食因子を雨水でセルフクリーニング。
綺麗な外観を維持し、腐食因子の滞留を防ぎます。 -
優れた耐塩害性
一般変性エポキシ樹脂塗料は3,000時間で全面赤さび発生。ソルティガードは10,000時間後も変状なし。
促進試験後の付着性も良好であり、分析結果より塗膜内に塩化物イオンの侵入は認めていません。
大切なインフラ資産を長寿命化で次の世代へ
塩害とは何か?
塩害とは、塩化物の影響により金属の腐食が促進され各種構造物、製品等が損傷、劣化することをいいます。
塩害の原因である塩化物イオンの発生としては、飛来塩分、凍結防止用融雪塩の散布等があります。
沿岸部、山間部問わず、全国各地で塩害環境が存在しています。
ソルティガードシステムの使用実例
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耐中性塩水噴霧試験
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塩化物イオンの塗膜内侵入深さの測定
促進試験後の塗膜断面を電子線マイクロアナライザにより、塩化物イオンの塗膜内侵入深さを評価しました。
資料ダウンロード
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カタログ(PDF)
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