スーパースプレダム工法

高性能ポリマーセメント系防水材を用いた含浸と塗膜によるハイブリッド防水工法

• 

• スーパースプレダム工法は生体や環境に優しい水性材料です。 またコンクリート下地との追従性、コンクリートとアスファルトの付着に優れており、同時に透湿性があるので下地の湿気を逃がすことができ、耐久性にも優れています。

• 環境に配慮したセメント親和性の高いエマルジョン重合技術

  EVA 樹脂（エチレン酢酸ビニル）とPVA（ポリビニルアルコール）を高グラフト重合させた耐水性・耐候性のある防水材です。 特に高グラフト重合による三次元構造が形成されることによって、樹脂の芯から乾燥・造膜し、クラックを起こしにくくなります。 また、引張強度・曲げ強度・接着強度に優れています。

• セメント化学を理解し応用した配合技術

  ポルトランドセメントの水和反応により生成する水酸化カルシウムとスーパースプレダムG混和材中のシリカ系粉体によるポゾラン反応により、長期にわたり強度が増進します。 ポゾラン反応による発熱は、ポルトランドセメントの水和発熱量に比べて小さいため、安定的な化合物を生成します。 また、緻密な組織を形成するため、水密性や化学抵抗性が向上し、乾燥収縮が小さくなります。 微粒子が球状であり、ボールベアリング作用により、防水材の流動性が改善され、密実な防水層が形成されます。

• 環境に配慮した完全無溶剤型水性エポキシ樹脂

  主剤(エポキシ樹脂)と硬化剤(脂肪族ポリアミン)を現場で混合する水性塗料 (2液タイプ)です。 主剤・硬化剤とも完全無溶剤タイプで極低臭のため、屋内外で安全に施工することができます。 混合した液体を塗布後、溶媒である水分が乾燥・消失することで、エポキシ樹脂の硬化反応が開始します。 そのため、可使時間が2~3時間程度確保できます。 混合した液体の粘度は、20mPa・sと水に近い粘度になるため、0.05mm程度のマイクロクラックにも浸透してシール効果を発揮します。 下地の素材を選ばず塗布することができます。