IH式塗膜剥離工法
IH式塗膜剥離工法とは
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鋼道路橋塗装便覧の改正により1種ケレン仕様による旧塗膜の全面除去が標準化されました。しかし、橋梁塗装の旧塗膜中には鉛や六価クロム、PCB等の有害物質が含まれたものがあります。
IH式塗膜剥離工法は、これらの塗膜を従来工法に比べて目に見える粉塵を出さず安全に鋼材下地面から剥がす事ができる乾式工法です。 -
適用箇所
・加熱対象が鋼板である。
・塗膜成分調査等、小平米での塗膜剥離工事。
・大型発電機を設置可能な現場。 -
適用できない箇所
・加熱対象が鋼板以外のもの。
・加熱コイルパットが設置できない狭隘部。
IH式塗膜剥離工法の特徴
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粉塵の抑制
粉塵が大幅に抑制される。
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安定した施工性
気温性による施工性に差がない。
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作業効率
一度の施工で下地から剥がせる。
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広い対応範囲
膜圧の影響を受けない。
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携帯性
軽量・コンパクトであるため、持ち運びに便利。
エレクトロリムーバー仕様
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エレクトロリムーバーは、IH加熱機能を活用した塗膜剥離装置です。本装置は、鋼構造物の有機塗膜を剥がす機能を有しています。建設現場の作業環境に合わせたサイズで設計し、作業機能を損なわない出力と安全作業ができる機能を付加した機器です。
ER200の5kW機の後継機としてER10が発売され、これまでの出力が5kWから10kWに向上し、加熱速度が速くなりました。また、長時間の連続作業ができる機構になったので作業効率が向上しました。
IH式塗膜剥離工法 施工フロー
施工事例動画(IH式塗膜剥離技術協会)
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【試験施工】エレクトロリムーバー①
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【試験施工】エレクトロリムーバー②
関連リンク
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